ゆ旅

世界一周から離脱して、ゆっくり世界旅。

ウランバートルからウランウデへの道②(移動編)

モンゴル出国の日。バスで国境は何度も越えて来たけど、鉄道は初めてなので楽しみ。

 

駅までトラムで行くつもりだったけど、ゴールデンゴビの客引きに行くついでに車で送ってくれるとのこと。私が乗るのは北京発の鉄道だから、バックパッカーも多い訳ね。

 

最後のランチをお気に入りのAPPLEで済ませ、スーパーで残りのお金をほぼ使い切った。

 

14時過ぎに宿を出て、14時半ぐらいに駅に到着。ほどなくして鉄道も到着。

乗るのに待たないと行けないかなと思ったけど、すぐに乗せてくれた。

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中国の車両なので、車掌さんも中国人。なんか懐かしい。

二等の4人コンパートメントに行ってみたら、なんと私ひとりだった…!!やった、個室だ!

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他の部屋も、1グループ一部屋使っててガラガラ。北京からモスクワ行きって、高いしあまり人気ないのかもしれない。こんなんで採算取れるのって心配になるぐらいだった。笑

 

15:22

時間通りに出発。さよならウランバートル

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↑駅で柱を念入りに綺麗にするおばちゃん達。

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モンゴルの草原、なごりおしい。

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↑なんかいい匂いするなと思ったら、鉄道の車両の熱い部分で角煮みたいなの作ってた。さすが中国人。

 

22:00頃 スフバートル
モンゴル側スフバートルにてパスポート、出国カード回収、部屋のチェック。
機械を通さないので、顔と顔写真はしっかり見比べられる。
意外と早く22時半頃パスポート返って来る。

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↑モンゴルのスタンプはゲルのイラストで可愛い。

 

23:10

スフバートルを出発し、「トイレット クイックリー」と車掌さんの声。今度はロシア側で停車するので、トイレが使えなくなる。

国境辺りは電気で線路を照らされていて明るかった。

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23:50 ナウシキ
国境の係員にロシア語で話かけられたけど、全くわからなくて、車掌さんがその子日本人やで。ってフォローしてくれる。すごく感じのいい優しい車掌さんだった。

荷物の中身をちらっとチェックされ、また顔と顔写真は念入りに見られる。モンゴルもロシア側も国境係員は女性だった。女性の方が向いてる仕事なんだろうか。

いつもの国境越えならこちらが荷物持って並んで待たされるのに、座って待ってるだけでいいなんて、なんて楽チンな国境越えなの…。いくらでも待ちますよ。

私が日本人と知り、国境係員に、立って下さい、座って下さい、上げて下さい、おやすみの言葉を教えてと言われてメモとってた。中国語や韓国語も覚えてるみたい。

 

とりあえず無事入国スタンプももらえてホッとしたので眠りにつく。いつ鉄道が動き出したかわからない程熟睡。車内は温かくて快適だった。

 

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翌朝。

 

目覚ましより早く係員に起こされました…。眠い。あと40分ぐらいでウランウデに到着するみたい。


多少遅れて到着するかなと思ってたけど、時間通りにウランウデに到着。

初夏を思わせるモンゴルとは違い、空気は冷たくまだ冬の終わりという感じ。みなさん冬の装いです。

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初ロシアです。この広大な国をたった30日でどれだけ見れるのかしら。