まずはチェンマイ駅に向かうミッションです。
お堀の中でソンテウを捕まえると高くつきそうなので、チャンプアック門近くのお堀沿い道路まで歩き、駅がある方向の東に向かうソンテウを捕まえたい。30バーツが希望だけど、40でも乗るつもり。
1台め…50バーツ
2台め…言葉通じず
3台め…100バーツ(既に外国人乗ってた)
4台め…50バーツ
私「30バーツって書いてるじゃん!」
ドライバー「それは旧市街の値段じゃい!」
私「じゃあ40は?」
ド「駅まで遠いから無理!」
私「でも、アーケードから旧市街まで40やったよ!」
ド「50バーツ!」
私「じゃあいいです。コップンカー」
(以上ほとんどが名詞とジェスチャーのやりとり)
ソンテウはどんどんやって来るので、次に見えたソンテウに交渉しようと足を向けたら、おっちゃんの方が折れてくれて40バーツで交渉成立。
赤のソンテウの車内には、乗り合いで近距離なら30バーツ、チャーターで近距離なら最大200バーツって書いてました。
私は誰も乗ってないソンテウに私ひとりだったので40バーツだったけど、複数人なら一人30バーツでも乗れるかも。
そんな訳で20分程で駅に到着。
17時発の列車だけど14時半に到着。
早めに来たのは、駅のすぐ前にあるUpper Class Cafe でマンゴーチーズケーキを食べようと思ったからです。チェンマイのマンゴーチーズケーキと言えば旧市街のアムリタガーデンが有名だけど、あのケーキはアムリタガーデンが作ってる訳ではなく、同じものがここにもあるのです。アムリタガーデンはいつも日本人いっぱいで落ち着かないので、こっちで時間つぶしながらゆっくりしようと思ってやってきたのですが…
臨 時 休 業 …!!
縁がなかったと思って諦めた。
そしてチェンマイ駅構内でスマホいじってたら、いつのまにか私が乗るバンコク行きがもうスタンバイしてた。早く乗れるとは思ってたけど、1時間も早く乗れるとは思ってなかった!やった〜。
ちなみに18時発のバンコク行きも出発までまだ2時間もあるのにもうスタンバってました。
急いで駅前にあったご飯屋さんでアイスコーヒー(25バーツ)とカオムーグローブ(40バーツ)を晩ごはん用にお持ち帰り。私が待ってる時に中国人が中国語で一方的にお店のおばちゃんに話しかけてて、おばちゃんがやれやれって感じで目配せしてきた、笑。中国人は相変わらずマイペース。
そして列車へ。
車内に入ると女性の車掌さんが座席まで案内してくれました。
1.5人座れる程のゆったり横幅シート。
↑荷物置き場がちゃんとある!何気に地べたに置かなくていいの嬉しい。
バックパックとご飯を座席に置いてホームをぶらぶら。
↑私の乗る寝台列車。
席に戻ったら迷彩柄のズボンを履いたタイ人が向かいの席に座っていて、アーミーかなと思ったら、英語フランス語スペイン語を操るガイドだった。すぐ隣に年配のフランス人4人組がいて、彼らのガイドとして一緒に旅してるんだよ〜と。言葉も通じるし気さくな人で安心した。
たまにフランス人のところに行って話かけたり、おやつをプレゼントしたり至れり尽くせり。本当は車内で飲酒禁止だけど、オレンジジュースにこっそりウィスキー入れてるんだって教えてくれた、笑。
ツアー内容を聞いたら年配(確実に60以上)グループなのに、毎日移動でトレッキングなども含むハードスケジュール。でも、現地の人と一緒に旅するのは、色々聞けて楽しそう。お金はかかるだろうけど、そんな旅も良いのかなと思った。いいガイドに当たればだけど。
そんな雑談しながらお弁当。このカオムーグローブはあまり甘くなくて美味しかった。
列車は走り出して1時間程で早くも寝床の準備が始まる。自分の席の番が来ると、5分ぐらい通路に立たされるシステム。遅くはないけど驚く程早くもない作業。
イス状態の時でも、1.5人分ぐらいの幅があるのでとっても快適だし、寝床になるとカーテンもついてもっと快適。予約さえ取りやすければ絶対毎回列車を選びたい。
私の乗った17時発の寝台は新しいタイプではないので、電源もなかったしトイレも線路に垂れ流しのタイプだったけど、トイペはたっぷりありました。しかしこの垂れ流しタイプ、和式と洋式があるんだけど、和式は下から風が吹き上げてくるので、飛沫が…(死)。洋式の便座は綺麗だったし風も吹き上げなかったので洋式をオススメ。
18時発のやつは新しかったので、きっと電源も各ベットにありそうな感じ(そのかわり約200バーツ、約700円ほど高い)。トイレも水洗だろうな。
寝床が用意されるとみんなパーソナルスペースに籠るので21時にはすっかり静か。
イスに座ってる時は寒いんだけど、カーテン内のベットスペースは冷房がシャットダウンされるから適温で、全然寒くなくて良かった。
翌朝は5時頃から布団片付けタイムになり、6時15分着が20分程遅れて到着。
もっと長い時間乗れたら爆睡できただろうな。ほとんど寝てたけど、快適で楽しい寝台列車の旅でした!
※列車のチケット予約の記事