今日は、シシィ・チケットの王宮家具博物館のチケットを頂いたので行ってきました。
◾️シシィ・チケット(1年間有効)
王宮、シェーンブルン宮殿、王宮家具博物館のコンビチケット。通常シェーンブルン宮殿は入場に時間指定されるが、このシシィ・チケットだと好きな時間に入場できるので購入する人が多い。シェーンブルン宮殿と王宮だけで元が取れるので、家具博物館は時間のない人は行かないままの人が多そう。
シシィ・チケット 40ユーロ(以下3か所見学可能)
ー シェーンブルン宮殿 26ユーロ(グランドツアー、オーディオガイド付き)
ー ホーフブルク王宮 16ユーロ
ー 王宮家具博物館 11.5ユーロ
◾️王宮家具博物館
察してた通り、お客さんはものすごく少ない。
↑シシィにまつわる展示のところは映像付きで紹介。
名前の通り、王宮の家具やカトラリーなどの展示が沢山ある。
↑おトイレの展示も。
王宮家具以外にも、近代の家具も展示されていてレトロで可愛い。
↑座りごこちを楽しめるエリアも。
意外とボリュームがあって、ゆっくり見てまわって1時間45分ぐらい。さらっと見て回るなら1時間もかからないかも。
ちょうどお昼なので、先日見つけて気になってたシュニッツェル屋さんへ。
◾️Vienna Schnitzel
マリアヒルファー通りの近く。王宮博物館からも近い。
↑シュニッツェルのファーストフード店みたいな感じで、気軽に食べれます。スモールサイズがあるので、ひとり旅の人にオススメ!
中はファミレスみたいな感じ。
ビールも飲めます!スモールシュニッツェル(4.5ユーロ)、ポテトフライ(3ユーロ)、ビール(3.5ユーロ)で11ユーロ。最高!
その後リンク周辺を散策。
◾️ミュージアムクォーター
◾️同じ形の美術史博物館と自然史博物館
中には入ってないけど、建物が凄くて見てるだけで楽しい。
◾️ブルク門
◾️ブルク劇場
◾️市庁舎
◾️国会議事堂
↑ウィーンの交通乗り放題チケットはお得だし便利なので、歩きたくない人や時間ない人は買って損はないと思う。
今日の夜はオペラの立ち見に行ってみるつもりなので、14時50分頃チラッとチケット売り場を覗きに行ったらまだ誰も並んでなかった。
なので、近くでお茶することに。
◾️カフェ モーツァルト
幸い並んでなくてすぐ入れた。
モーツァルトトルテ(6.3ユーロ)と、カフェラテ(6ユーロ)。ピスタチオのクリームが美味しい。とはいえ、想定内のお味…。
1時間ぐらいカフェでゆっくりして、また国立オペラ座へ。
↑今日のオペラの演目。19時開演。
↑立ち見席のチケット売り場。建物の西側にあります。16時でまだ誰もいない…。
一番最初に並ぶのは勇気がなくて、ウロウロしてたら16時15分頃にお姉さんが一人並び出した!立ち見席のチケット列はここでいいか確認し、チケットの値段とか教えてもらった。お姉さんは何度も来てるみたいで一番安いバルコンにするって言ってた。
開演が19時だと、80分前の17時40分にチケット売り場がオープンする。
16時15分に並んで2番目。16時50分ぐらいで30人ぐらい。17時半だと建物の端ぐらいまで並んでた。
16時半ぐらいから上品そうなおば様が頻繁に服装チェックに現れ、ダメな人はそのままじゃ入れないと教えてくれる。私の前のお姉さんはダメージジーンズダメって言われて、「前はこれでも良かったお願い」って言ったけどダメで急いで着替えに帰ってた。
私の後ろのおばあさんは私の後にすぐ来てたけど、席取っててねって声かけてしばらくどっか行ってた。(おばあさんだから許した…)
17時40分にチケット売り場オープン。
↑以前はコロナ前は3〜4ユーロだったのに、今はこの値段!!私は列の2番目だったのでパルテッレで一番良い席ゲット。値上がりした分、冷やかし客が減ってチケットは取り安くなってるかも。しかも今は立ち見にも席が指定されるので、購入後始まるまで自由に行動できます!
以前の情報じゃお釣りくれないって書いてあったからちょうど準備していったけど、今はくれそうな雰囲気はあった(未確認)。
立ち見席も、入場は一般客と同じ入り口から。(立ち見チケット売り場の反対側)開演1時間前の18時オープン。
↑階段に立つお兄さんたちがカッコいい!
ジャケットや大きい荷物はクロークに預けます(無料)。カメラや携帯は持ち込めるけど、撮影は演目が始まると不可。(ノー・フォトと声がかかる)。
↑私の立ち見席からの眺め。ど真ん中で嬉しすぎる!!早く並んで良かった!!
↑座席の後ろにある半1階のエリアがパルテッレ。椅子は無いけどサイドのボックス席や2階席よりも見やすい席だと思います。2階席以上や横の席は、舞台の景色が全部見えないので、真正面のパルテッレは最高の位置。以前この席が5ユーロ以下だったなんてちょっと意味不明です(安すぎる…)。
今回の「L'ORFEO」は色んな意味でアタリのオペラで…。結婚式のシーンから始まるんだけど、観客も結婚式の招待客という設定なので、始まる前から舞台は見れるし、演者も観客席をウロウロとして知り合いに話しかけたりしており、間近で見れたり写真も撮れるのです!
舞台も衣装もデザインや色が鮮やかで華やかで、舞台はそんなに広く無いのに遠近があるように見えるよう工夫されてたり、シーンによって舞台がくるくる変わるので約2時間飽きることなく最後まで楽しめました!
ちなみに日本人の方もひとり出演されてた。休憩は途中に30分あります。終わった時間は21時半+挨拶で21時45分頃劇場を出ました。
↑座席には字幕モニターもあり、最初は日本語訳はないと思って前半は見てなかったけど、後半は日本語訳があることに気付いてチラチラ見てました。事前にあらすじは調べてたので、字幕を見てない前半も十分楽しめました。
あまりに今日のオペラが良かったので翌日も別の演目に行くんですが、今日の「L'ORFEO」の方が断然良かったので、もしオペラ見たくて滞在期間中に「L'ORFEO」があれば、ぜひオススメします!
ちなみにパルテッレの1列目は20席ぐらいあるのですが、1列目の右側半分に、列に並んでなかった人がいたのでおそらく招待枠もあります。1列目の端の方になるとモニターが2人で一つの配置になるので、パルテッレでいい席を狙いたければ列の5番目以内ぐらいに入るのが確実でオススメです。パルテッレの2列目も段差があるので、前が背の高い人じゃなければストレス無く見えると思います。
今回の「L'ORFEO」は舞台背景も良かったのでこの正面席が最高だったけど、演目によっては背景が変わらないものもあるので、それならバルコンやガレリーでもいいかも。