最初はリュブリャナからオーストリアに入らずに、そのままハンガリーに行こうと思ってたけど、ブダペスト手前のハンガリーのどこかの街に寄ろうとすると交通手段がなかなか壊滅的に無く(リュブリャナからブダペスト直行はある)、それならリュブリャナ→マリボル→グラーツ(オーストリア)と立ち寄りながらハンガリーに行こうと計画したけど、すっ飛ばして再びウィーンに行くことに。
刻んで行くより交通費が半額以下だったし、マリボル&グラーツより、ウィーンのクリスマスマーケットの方が魅力的に思えて…冬に旅行すること滅多にないし、行くしかないと思った。
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★リュブリャナからウィーン行きのチケットについて
リュブリャナからウィーンまで、6日前の17日にOBBアプリから購入。リュブリャナ→マリボル→ウィーンのルートで29.9ユーロ+座席指定3ユーロ。
一応スロベニアの国鉄サイトからもチェックしたけど値段は一緒だったので使ったことのあるOBBアプリから購入した。
高いタイミングになってしまうと70ユーロ近くになるし、もう少し安いと24.9ユーロで買えるタイミングがある。
リュブリャナからウィーンへはFLIXBUSでも早く買えば19.9ユーロ〜あたりで安く購入できるけど、曜日によって出発時間が違って、私の移動する水曜日は午後からの便しかなく、その日も若干バスの方が安かったけど約5時間の移動なら鉄道の方が楽なので鉄道にした。(実際すいてたし快適だった)
列車の座席指定は、リュブリャナ→マリボル間は不可で、マリボル→ウィーン間は、窓際、通路側というカテゴリーだけ選択可。なんでなんだろうと思ってたら、オペレートがOBBなら座席番号まで指定できるみたい。今回はマリボルまではスロベニア鉄道、マリボルからウィーンまでは、クロアチアのザグレブ発のECでオペレートがクロアチアだったから出来なかった。結局車内は両方ともすいていて、座席指定の必要は無かった。オフシーズンだったから空いてただけで、オンシーズンは座席指定しないと結構キツそう。
スロベニア区間はもしやプリントアウトしないといけなかった?!って焦ったけどスマホの画面で大丈夫だった。スロベニアのサイトから購入してたら、QRコード対応してなくてプリントアウトかチケット引換が必要だったかも…。
ちなみに、タイミングにもよると思うけど、区間分けて買うより通しで買う方がたぶん安いです。オーストリアがオペレートしてない区間の方が安い気がします。とりあえずOBBが高すぎる…。
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(以下当日の日記)
早起きして、7時25分にチェックアウト。
幸い雨は降ってなかった!
天気悪い日が多かったけど楽しかったリュブリャナ滞在。今度はもうちょっと季節のいい時に再訪したいし、するつもり。
15分程で駅に到着。日曜日に同じ時間にここに来たけど、人が少なくてまばらだったのに、平日だから通勤、通学の人でいっぱい!バスもたくさん停まってる。
↑プラットフォームの確認
リュブリャナの駅は、チケット購入カウンターと近郊列車が発着するホームのエリアがバスターミナルの前にあり、長距離路線のプラットフォームはその場所から3〜4分歩いた少し先にある。
↑近郊列車からは通勤通学の人たちがぞろぞろと降りて来る。
マリボル行きの列車は既に到着してた。
発車20分前だったらまだだいぶ席は空いてたので、左側の窓際をキープ。混み具合はマリボルまで1人2席使えるぐらいだったので荷物も横におけた。
しかし定刻の8時5分になっても列車が発車しない…。リュブリャナ始発なのに遅れるなんて故障…?マリボルでの乗り換えは24分あるけど、乗り遅れたらどうなるの…と冷や冷やしてたら、向かいのホームにOBBの車両が到着。
すると少し人が乗ってきて、1〜2分後に発車した。この列車を待ってたんだ。それなら私の乗り継ぎも調整してくれそうな気がする。
定刻から12分遅れて出発した列車は、車内も綺麗だしWi-Fiも使えて快適。車内販売のワゴンも来てた。
チケットチェックも、私のOBBアプリのeチケットを見せるだけで問題なく、パスポートも要求されたらすぐ見せれるように準備してたけど必要なかった。
他の乗客は直接車掌さんからチケット買ってる人が多かった。国内移動ならそれで良さそう。
↑いい感じの橋。
↑雲が低くて幻想的。
川の横には自転車で走ると気持ち良さそうな道がずっと伸びていて、春秋とか楽しそう。
座る席を選ぶ時、逆光じゃない方とか、川が見える方を選ぶと楽しめることが多い。列車は川沿いに走ることも多いので、景色を楽しむなら地図で路線を事前に確認して席を選ぶことが重要。
↑丘の上に教会が。
↑CELJEの街。晴れてたら綺麗だろうな。
↑乗り換えのマリボルが見えてきた。結構大きな街。
定刻より20分遅れてマリボルに到着。だけど次の列車が定刻通りに来ても間に合う時間だった。
プラットフォームに行き先の電光掲示板がなかったけど、今いるホームにだけ人が集まってるし、次のウィーン行きの列車は同じホームの向かいに到着するみたいで、駅員さんにも確認したらそうだった。
列車の遅延の原因は大体乗り継ぎ待ちだし、歩かなくてもいいように乗り継ぎ先が隣のプラットフォームのことが多くて、よく配慮されてるなと思う。不安に感じることがあんまりない。
ウィーン行きの列車も5分程遅れて到着。乗ってきた列車が遅延したおかげで寒い中25分も待たずに10分程度の待ち時間になって良かった。実はこの列車、CELJEの駅手前で並走していて、自分の乗ってる列車の後ろにいること確認してたし、アプリでもこの列車が遅れてること確認できてたので、安心だった。アプリ便利!
↑行き先も確認!
↑座席指定されているところにはリザーブの紙が入ってる。
私の席は指定通り窓際だったけど、逆向きだったし、進行方向右側の窓際に座りたかったので、隣の車両に空席探しに行ってみたら自分の車両より空いていて選びたい放題だったので、座席指定席を放棄して右側の二人席に移動。
車体はOBBの文字が入ってたけど新しくなく、Wi-Fiも使えなかった。(オーストリアに入ったら使えてたかも?試してない)
↑何席か向かい合わせの4人席にリザーブの紙があったけど、結局予約したらしい人は来なかった。すいてたら、結局みんな好きな席に座ってるのかも。
昨日買ったケバブブレック。やっぱりチェーン店のMilnarのブレックが一番サクサクで安いし美味しい!!(1.05ユーロだったし安い。)
マリボルを出発した列車は、知らない間に国境を越えていて、越えた次の駅でしばらく停車し、警察が車内チェックしてた。
グラーツで人がたくさん乗ってきたけど、それでもひとり2席使えるぐらいは空いてる。
しばらく走ると雪が…。
めっちゃ積もってる!
実は右側の窓際を探しにわざわざ移動したのは、これから走るルートが観光スポットにもなってるセメリング鉄道のルートで…。
景色を楽しみつつ移動なんて一石二鳥やん!って楽しみにしてた。
雪景色も綺麗だったけど、やっぱり芝生の景色をみたかった…。
列車は高度をあげて、山の中腹を橋とトンネルを通りながら進む。
↑こういう橋がいくつもある。
トンネルも結構あるので、景色をずっと楽しめる訳でもないんですが、高い位置を走る列車からの車窓はとても良い!
しばらくして雪も少なくなり、もうすぐウィーン。
ウィーンは雪は積もってなさそうだけど、山岳エリアのハンガリーは積もってるのかな…。
定刻より10分程遅れてウィーンに到着!
約6時間の移動だけど、列車旅は快適であっという間で楽しかった!
今回のウィーンは3泊のみの滞在で、わりと観光中心地にある宿にしたけど、市内交通乗り放題のチケット購入。クリスマスマーケット行くのに暗くなっても動きまわりたいし、寒さと雨で歩くの嫌になりそうだし。
72時間券で良かったけど、来週の月曜日朝まで使えるチケットも同じ値段なのでそれにした。
駅前もクリスマス仕様に!
帰ってきたウィーン。
宿にチェックインして、早速クリスマスマーケットへ行こうと思ったけど、その前に腹ごしらえ。
◾️Schnitzelwirt
前回の滞在でどでかシュニッツェル食べに来たお店。今は平日16時なので、並んでないしすぐ食べれそうなので入ってみた。
シュニッツェルは今回はやめにして、まずはスープ。
フリッタッテンズッペ。4.4ユーロ。クレープ入りのビーフスープ。クレープが香ばしくて結構美味しい。しかしデカいよ。
そしてメインもデカかった!ここはなんでもデカい。チーズ入りのソーセージをベーコンで巻いてカリカリに揚げたものとポテトフライとサラダ。9ユーロ。ビール、スモールサイズにしたのに足りないよ〜。
とりあえず超満腹。
外は暗くなったし、カロリーも摂取したのでクリスマスマーケットに行ってみます!
(続く)