スリランカにはたくさん国立公園がある。
象やヒョウ、クマや鳥などが見れるんだけど、私はカメラで動物の写真を撮りたい訳ではなく(カメラの望遠レンズも大したことない性能)、しかも視力も良い訳ではないので、鳥や小動物をたくさんみるより、大きな動物を見たいし、近くで見れるジープサファリに参加したいなと思っていた。
大きな動物といえば象ぐらい。ヒョウやクマはすぐ逃げるだろうから近くで見るのは難しいだろうし…。
でも象はペラヘラで散々見たし、触ることもできた。シギリヤでは象にも乗った。
だからジープサファリはいいかな…と思ったのですが、自分の中で見なくていい理由を探してることに気づき、ちょうど今カウドゥラ国立公園に象が沢山集まり、エレファントギャザリングを見るには最高!という情報を得てやっぱり見に行こう!スリランカにもう一度来ることがあっても、エレファントギャザリングのベストシーズンに来ることは一生ないかも知れない!と思い、こうしてカウドゥラ国立公園に近いハバラナまでやって来たのでした。(ちなみに、野生の象なので毎年カウドゥラで見れるという訳ではない。ミンネリア国立公園が多い年もある。)
エレファントギャザリングとは、野生の象が水辺に水や草を求めて集まってくることです。象は他の国立公園でも見れるけど、エレファントギャザリングを見れるのはこの辺りのエリアだけ。多数の象を一度に見れる人気のエリアなのです。
シギリヤで申し込むと入場料、ジープ代込みで10000ルピー(約6000円)だったのでそれ以上の値段なら交渉しようと思ってたけど、宿で聞いたら9800ルピー(約5880円)だったのでそのまま申し込みました。プラスチップ要。(私はひとりだったけど、複数人でジープシェアならもっと安くなると思います!ひとりでも直接代理店に行って相談すれば相乗りできるかも?基本ジープは貸切のようで、何も言わなければ誰かとシェアはないと思うけど要確認。実際カウドゥラで見たジープに1グループ以上乗ってるのは少なかったし、一人の人もいました。)
前置き長くなりましたが…本題。
今は午後サファリの方がいいらしいので、14時にピックアップ。
宿のおじさんが、自分の息子たち(子供)も一緒に行っていいか?と言うので快諾。どうせジープの席は空いてるし、日本語話せるウパリも来てくれるというので心強い。子供たちもワクワクしてて私も嬉しい。
ハバラナの街からはジープで約30〜40分。
宿にお金払うって聞いてたのに、国立公園の入り口でドライバーに直接9800ルピーを払う。(宿のマージンはあったんだろうか…)
そして出発!
屋根が開いたジープで自然の中を走るだけでもテンション上がります!
まず最初に見た象。
象ファミリー?
可愛い…。
そして象が沢山集まる湖の方へ。
さっき見た象たちも湖に向かって行ってる。
決められた道以外はジープは走れないので象が遠い。でもちっちゃいけど沢山いる!100匹以上はいた感じ!
他のジープも道から見てる。
これが一番近かった!あの車はラッキー!
群れの象は子供がいるからか車の近くに寄ってくることはなさそうだけど、象もジープには慣れてるのか、この象は逃げなかった。むしろ近寄ってた。
広大なカウドゥラ国立公園。川の水も今は枯れてるので、この湖に象が集まって来る。
一緒に行った子供たち。
約2時間のサファリでした!一緒に行ったウパリ曰く、私ひとりならドライバーが楽しようとして、もう少し早く帰ることになってたかもと。
他に見れた動物は、孔雀、猿、鹿、鳥など、ここでなくても見れるものばかりでした。
そして今日も晩酌セット…!つまみはワデーとエッグロティで110ルピー、約66円。
ウパリはガイドのつもりで来たのか、私がひとりでチャーターしたジープに子供たちを相乗りさせたかっただけなのか(もちろんジープ代は全額私が払ってる)よく分からなかったけど、通訳したり交渉してくれたりしたので、ウパリにもお礼にビール。
正直もっと近くで象の群れを見たかったけど、これでサファリに対して心残りは無くなった。大満足とは言えないけど、行って良かったサファリでした!