約2200mのセモンコンから標高が1800mに下がったせいか、呼吸が楽で体が軽い。
快適な個室でのんびりしてたら時間が経ってしまい、9時頃やっとキッチンへ。
もう一組キッチンにポルトガル人のご夫婦がいて、これから滝までガイド付きでハイキングに行くとのこと。
え!ハイキングなら私も行きたい…って思ったけど、もう間もなく出るとのこと。しかも彼らは歩き慣れていて歩くの速いらしい。
それならお邪魔になってしまうかもと諦め、食パン齧り、私も9時45分に外出。
どこに行こうかな…と思ってキョロキョロしてたら、あっちってその辺の人が指差すので、何かあるのかなと適当に歩いてみる。
セモンコンと違って、道が道らしくわかりやすい。
標高が低くなったからか、バソトブランケットを巻いた人はあまりおらず、セモンコンより田舎なのに近代的な格好をした人が多いのが意外。畑が多く、セモンコンとはまた違った美しさ。
カウベルがリンリンと鳴り、のどか。
人が歩いてる方に歩いて行くと、歌声が。
ゴスペルっぽいので、今日は土曜日だしミサかな?と思い、歌声に聞き惚れる。
いや本当にプロみたいに上手で…。
遠巻きに聞いてたら、中の人が手招きしてくれるけど、そのまま外野で見学させてもらう。
そろそろ終わりっぽいのでその場を後にし、ふと振り向いたらみんなが坂を登っていく。
今度は何が?
と思い引き返し着いていってみたら、神父さんらしき人とすれ違い、行ってみていいよって言ってくれる。
歌声が聞こえたので、ここでもゴスペル歌ってるのかと思って遠くから見てたら、何人かで土をかけてる。
もしかしてとは思ってたけど、お葬式だったんだ。
このまま立ち去ろうと思ったら、どこのパーティ行くんだって格好したギャル4人に私のスマホで写真撮れって絡まれた。
撮って写真見せたら、黄色いジャケットの女がチンチャンチョンと言いながらアホズラするから、もう相手にせず無視。
次は若い男の人が寄ってきて、もっと近くに来いという、いや、別にいいんですけど…
なんか別の企みがある感じがして、足早に立ち去る。本当にお邪魔してしまった。
来た道と違った道を通って、帰る。
13時50分頃宿へ。
お腹すいたので、宿の隣の売店で卵を買おうとしたら、なんと1個6マロチ(約50円)。
外国人向けの宿の隣の商店だから高いというか、高く言われるとは思ってたけど…いや、こんな辺鄙な場所だから高いのか?
とりあえず1個だけ購入して、宿で卵と玉ねぎ入れてラーメン。小さい鍋が無かったので、せっかく持ってきたメスティンを使う。
南アで買ったラーメンだけど意外といける。
その後、もう少し宿の近所を散策。
宿と隣接してない商店に行き、卵の値段聞いたらなんも3マロチ。やっぱさっきダブルプライスやん!
↑この商店はいい商店。宿の入り口出てすぐ右側の商店はオススメしません。
卵3つ買って帰り、宿のスペースでのんびり。
宿にWi-FiがないとSIMデータの消費が激しく、お得なプランを買うのにチャージが少し足りず、宿の2つ隣の商店で購入。
vodacomのポスター貼ってても置いてなかった店が2軒あり、在庫切れだったのかもしれない。ある時に買っておくのが吉。
夕食はまた宿で。
レストランに行くと皆んなが外の暖炉で集まっており、そそくさと通り過ぎるとこっちにおいでと宿のオーナーが声をかけてくれた。
どうやら皆んなを楽しませる方針みたい。
私がパブリックトランスポートで来たと言うとやっぱり驚かれる。私以外はみんな車で来ていて、アジア人はもちろん私ひとり。
夕食のテーブルは、私と同じひとり旅の南ア出身の白人ナタリーと、オランダ人カップル。カップルに私が日本人だと言うと好意的な感じになり、彼氏が日本の大手商社と仕事してるとのこと。
ナタリーに、明日は何するの?ウォーターフォールは行った?と聞かれ、何するかは決めてないけど、ウォーターフォールはハイキングなら行きたいと思ってる。と言うと、明日行く人がいるはずよ!ということで、明日はハイキングに。
ガイドと2人なら間が持たないので嫌だったけど、明日は何人か行くみたいで良かった!楽しみだ。