宿のオーナーさんが、今日は金瓜石と十份に行くといいよ!とオススメしてくれたので、そのプランに乗っかってみました。
金瓜石(ジングァーシー)は、九份からさらに15分程バスで奥に行ったところにある鉱山があった場所。オーナーさんがパンフレットを見せながら行き方や周り方を教えてくれたので、それを頼りに向かいました!
台北から九份に日帰りで行く人でも一緒に訪問できるので、オススメの周り方と共に紹介します。
今日は曇り空。雨も降りそうな感じ。
あの山の方が金瓜石。
①九份→金瓜石(11:25→11:40)
まずは1062番のバスで終点勧済堂へ(このバスしか行かない)。私は勘違いして金瓜石止まりの他のバスに乗ってしまい、金瓜石で1062番バスに乗り換えました。
台北から来るなら、MRT忠孝復興駅や松山駅から乗車できる九份方面行きの1062番のバスにそのまま乗り続ければいいだけです。
②勧済堂見学。
バスは勧済堂に到着するので、興味があれば見学どうぞ。私は先に駐車場に行ってしまったので、後から階段を昇り降りするハメに…。
③勧済堂から勧済堂駐車場まで少し上がる。
駐車場までは、バスを降りた場所から坂を上ってすぐです。
④駐車場周辺散策。
駐車場から、遊歩道がいくつか伸びています。今度行く時はあちこち歩いてみたいと思うのですが、とりあえず行ってみて欲しいのは以下2ヶ所。
●報時山観景台
駐車場から整備された階段が海の方へ伸びてます。
天気悪かったけど、私はその荒涼とした感じというか、これから冬に向かう山という感じがめっちゃ良かったです。
海より、そこから見る山側の景色の方が良かった。
●六坑斜坡索道
ここは後から知った場所で私は行ってないのだけど、台湾人の人気のインスタ映えスポットです。知ってたら行ってみたかった。廃墟やトンネルがあったりして、ノスタルジックな雰囲気を味わえると思います。
⑤駐車場から伸びる遊歩道を通って黄金博物館へ。
黄金博物館へ続く遊歩道も整備されていて歩きやすいです。山だけどアップダウンしないように作られた道なのでひたすら平坦です。黄金博物館までは、ゆっくり歩いても15分もかからないぐらい。
上から見る勧済堂。
私はバスを降りた後すぐに駐車場に行ってしまったのでこの階段を往復…。
この遊歩道、景色も良くて歩くの楽しかった!
ちょっとノスタルジーな建物もあったり。
この橋を渡れば到着です。
⑥黄金博物館
金瓜石は、街全体が博物館になっていて、共通チケットをここで購入。80元(約288円)。安い。黄金博物館といくつかの建物を見学できるチケットです。
しかし、運悪く黄金博物館は今日は休み…!!まぁ安いし、せっかく来たので他のところを見学。他のところはここから少し離れているみたいなので後で行きます。
金瓜石全体が公園のようになっていて、お散歩するだけでも楽しいです。炭鉱のモニュメントや、トロッコがあったり、トロッコのレールに沿って歩いたりできます。
本当は博物館系は見学せずに十份に行こうと思ってたのだけど、出発が遅かったのと思いのほか金瓜石が良かったので、十份には今日行かずにじっくり金瓜石を楽しむことに。
⑦金瓜石神社
金瓜石神社は、金瓜石エリアで一番行きたかったところ。
ひたすら階段のぼって、黄金博物館から10分程で着きます。
着いた!
宿のオーナーはただの石だから行かなくていいって行ってたけど、私は感激。この柱の感じがスリランカの石柱に似てるんだよね。不思議。
金瓜石神社からの眺め。
⑧本山五坑見学
黄金博物館の隣にあるので、黄金博物館の後に寄るといいと思います。(私は神社行った後に行くことに決めたので少し戻りました)
入場料(50元、約179円)。黄金博物館の共通チケットに込みかと思ったら別だった…。安いのでいいのだけど。
最初に入り口でお姉さんがここの炭鉱を説明してくれます。
ヘルメットを渡され、いざ炭鉱内へ!ここからは自由行動です。
まぁお値段相応。社会見学気分で行くといいと思います。
⑥〜⑧は同じエリアにあるのだけど、黄金博物館の共通チケットで見学できるところはもっと下にある金瓜石バス停周辺なので降ります。
チケットにはどこを見学できるか書いてないので、どこが次の見学場所かよくわからないまま何かありそうなところまで降りる。
⑨共通チケットに含まれてる博物館を見学。
正直いって一般人にはそんなに面白くなかったです…。ひとつひとつも数分で見学できるミニ仕様。お散歩のチェックポイントとして訪れるぐらいの気持ちでいいんじゃないんでしょうか。黄金博物館に興味なければ、共通チケットは買わなくてもいいかも。
以下共通チケットでまわった展示場所。
●煉金樓
●金属工芸館
●金水特展室
●金瓜石太子賓館
●四連棟
点在してるので次はどこ…って感じだったのですが、キョロキョロしてると、入り口にいるチケットチェックのおばちゃんが次はあそこ見れるよ〜と教えてくれたりして親切だった。
日本にゆかりのある建物もあるので、気になる人にはケチる程高いチケットでもないのでどうぞ。
九份でインスタ写真撮る観光客が多いけど、金瓜石にも素敵な場所がいっぱい!
九份からバスでたった15分の距離なのに観光客少ないし、歩くの楽しいし、本当におすすめ!
そして、朝コンビニのサンドイッチを食べたきりなので、九份に帰ってなんか食べようと思って、バス停に停まってたオレンジ色のミニバスに乗った。
同じ宿の女の子も乗ってたし、てっきり九份行きのバスかと思ってたら逆方面に行く周遊バスだった。
でも、災い転じて…この周遊バスはとっても興味深いものでした!
⑩891番ミニバスで周遊ツアー
そういえば、宿のオーナーも時間があればこのバスもオススメって言ってた。
そもそもこの891番バスは金瓜石を出て海側まで行き、また元のバス停に戻る周遊バスなのですが、そのルート上に黄金瀑布や廃墟などの観光スポットがあるのです。住んでる人はほぼ乗ってなくて、乗客はほぼ観光客。
観光スポットを通る時減速してくれたり、写真を撮る為に1分程停まってくれたりするんだけど、基本は路線バスなので、ゆっくり停まってくれることはない。
↑遠目で見た天空之城 十三層遺址。同じ宿の女の子は、これを下から見れる駐車場のバス停で降りてました。
天空之城 十三層遺址は後から調べたのだけど、かなり幻想的な大型廃墟!
もう一回行こうかなと思ったんだけど、ネットで調べてみるとこの廃墟が見える長仁休憩平台が私が九份に滞在してる時は修繕中のようだった。そろそろ修繕が終わる頃だったけど予定通りに工事が進んでるのかどうかわからなかったので、これは次回の訪台のお楽しみにしておこう。
このミニバス周遊ツアーは約40分。ICカードを使ってたった15元(約54円)。時間があるならぜひオススメです。
★まとめ
実際行ってみて、効率的に周るルートを考えてみました。「天空之城 十三層遺址」を楽しむルートも考えてみたので、興味のある方はご参考にどうぞ。
(2)勧済堂見学してから勧済堂駐車場まで少し上がる。
(3)報時山観景台
(4)六坑斜坡索道
(5)駐車場に戻り、遊歩道で黄金博物館へ。
(6)黄金博物館&本山五坑見学(興味あれば)
(7)金瓜石神社
(8)黄金博物館のチケット買ったなら、附属するミニ博物館(四連棟日式宿舎含む)を見学
(9)黄金博物館のバス停から891番バス(1時間に1本)に乗車(15元)。基本的には毎時00分発です。
(10)長仁社区バス停で降り、「長仁休憩平台」まで歩いて「天空之城 十三層遺址」を見る。
(11)「黄金瀑布」を経由して「旧台鉄深澳線水湳洞車站址」まで歩く(途中廃墟いくつか見れる)
(12)次の891番バスで黄金博物館まで戻る。(1時間に1本なので注意)
(13)九份または帰路。
勧済堂を10時にスタートすれば、途中昼食取ったりかなりゆっくり周っても、夕暮れの九份に間に合うと思います。
「天空之城 十三層遺址」を優先させたいなら、逆回りの順番でもいいかも。
朝早く九份に立ち寄れるなら、阿妹茶樓が8時半から開くので、そこで静かで人の少ない時間にゆっくりお茶を楽しんでから金瓜石に行き、夜に九份に戻って来るのもオススメです!
▶︎朝の九份
https://yukitabi2018.hatenablog.jp/entry/2019/11/06/040012
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周遊バスを降りた後、今度こそ九份へ。
お腹ぺこぺこです!!綜合丸湯、50元(約180円)。あったまるし美味しい〜!九份ってド観光地なのに、そこまで高くないです。
今度はデザート!有名店です。
●阿珠雪在焼
パクチー入りのピーナツアイス!40元(約144円)。パクチー抜く?って聞いてくれたけどもちろんアリで。美味しかったけど、2回目はパクチー抜くかな…。嫌いじゃないんだけど。アイスはシャーベットみたいであっさりだった。濃厚アイスならもっと美味しいかも〜。台湾はお店もインスタに協力的で、断面見えるようにカットしてくれます。
まだ16時半だったので、宿に戻って休憩した後、今日も夜の九份へ。