★オフシーズン(11月)のリュブリャナからポストイナ鍾乳洞とプレジャマ城の行き方
【ポストイナ鍾乳洞ホームページ】
https://www.postojnska-jama.eu/sl/
日本語対応ページもあり。
鍾乳洞のみの入場料は27.9ユーロ。
通年観光できるが、11月は10時、11時、15時の3回のみ。事前に予約する必要なし。
【ポストイナ鍾乳洞】
・ポストイナ鍾乳洞行きのバスは1日0〜3本。所要時間50分〜1時間前後。
↓バスの時刻表検索。
https://www.ap-ljubljana.si/en/
ここからオンラインで購入できるが、現時点ではプリントアウトか、チケットをバスターミナルでピックアップする必要があり、オンラインで買う意味があまりない。(QRコードは送られてくるけど、画面だけじゃドライバーに拒否される可能性あるのでプリントアウトしてねと注意書きがある。)
↓平日のバス
↓日曜日のバス
・土曜日は鍾乳洞行きのバスの運行なし。ポストイナバスターミナルに行き、そこから約20分歩いて行くのは可能。
・日曜日はバスの本数が少ないけど、土日はバスの運賃が週末価格となり、片道平日6ユーロに対し、2ユーロ(窓口、オンライン価格)。運転手から直接チケットを買えばさらに安く、なんと1.5ユーロ。バスターミナル発でも運転手から購入可能。
【プレジャマ城】
オフシーズンはバスはなく行くにはタクシーのみ(夏は鍾乳洞とプレジャマ城間のシャトルバスあり)。タクシーはポストイナ鍾乳洞のチケット売り場の人が電話で呼んでくれる。
往復1台30ユーロ。誰かとシェアしたい場合は、リュブリャナからのバスで一緒だった人に、鍾乳洞のチケットを買う前に声をかけてみるのがベストだと思う。私の時は、私以外に観光客は10人だけだった。
リュブリャナからポストイナ鍾乳洞とプレジャマ城を案内してくれるツアーもあるけど、50ユーロ以上(入場料別)。参加したければリュブリャナのインフォメーションからツアーオフィスに問い合わせてくれる。オフシーズンはツアーの人数が集まらない可能性もあり。時間に余裕がある人はツアーを使わずバスとタクシーで行く方が一人でも安い。(平日でも合計42ユーロ)
(以下当日日記)
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早起きし、軽く朝ごはん食べて、7時20分過ぎに出発。8時のバスに乗ります。
雨がパラパラ降ってた…。
バス停には7時40分頃到着。
昨日、行きのバスはオンラインで購入済みだけど、チケットを発券してもらう必要があるという注意書きがあったので早めに来ました。なぜオンラインで買ったのかというと、窓口購入だと手数料がかかるらしいので。
↑チケット発券してもらった。レシートをよく見てみると、オンラインで買っても手数料が0.5ユーロ加算されてた。結局紙のチケットも必要だし、オンラインで買う意味無かった…。休日価格で2ユーロ。
↑バスはもう来てたけどまだ乗車できなかった。
↑おそらく同じバスを向かいの駅の軒下から雨宿りしながら待つ人達。
↑ポストイナに行くバスは、portroz行き。
本当はリュブリャナバスターミナルの次に停車するリュブリャナtivolskaのバス停から乗ろうと思ったんだけど(宿から近かったので)、行き先がポストイナじゃないから、わからない可能性があると思ってバスターミナルの方に来たけど、正解だった。
発車5分ぐらい前に運転手がやってきたので乗車。車内はすいてたし、運転手から直接買ってる人もいたので、前もってチケット買う必要なかった。直接買えば1.5ユーロ。
バスは定刻通り8時に出発。
↑前に座ってた台湾人二人組がプレジャマ城にバスで行きたいみたいで、キャッスル?って何度も運転手に聞いてて、運転手はうん、って言ってたけど、その聞き方じゃ絶対に伝わってないと思い、城に行くバスは今はないよって私が声をかけたら、ポストイナ鍾乳洞からはないけど、ポストイナのバスターミナルからはあるって反論されたので、え!そうなん?と思って自分でも時刻表サイトで調べてみたらやっぱりなかった。
バスは8時50分に到着。
台湾人の意図はやはり運転手に伝わっておらず、ポストイナ鍾乳洞バス停にある時刻表を指差してバスは去って行った。
↑チケット売り場。9時からなのでまだ閉まってた。
台湾人に、城に行くバスはあった?って聞いてみたら、チケット売り場の人に聞いてみるって言ってて、聞いてみたらやっぱりタクシーしかないらしく、彼女らにタクシーシェアを持ちかけられたので、同行させてもらうことに。実は私も城には行きたかったんだけど、ひとりでタクシー代30ユーロ負担してまで行くのはちょっと高いなと思ってたのです。
↑コンビチケットの種類。わかりやすい。
城に行かない場合、ポストイナ鍾乳洞と、ビバリウムのセットを買うつもりでした。ビバリウムも楽しみではあった。ちょっと残念。
プレジャマ城とのコンビチケットで10時のツアーで購入。40.3ユーロ(約5850円)。
日本語のオーディオガイドを使うなら別途3.5ユーロ(私はオーディオガイドなし)。英語の組は人数が一番多いので、オーディオガイドを借りて、一番少ない言語のグループに参加するのもありかも。英語、イタリア語、ドイツ語、スロベニア語があり、ドイツ語チームが一番少なかった。
ポストイナ鍾乳洞パークにはホテル、お土産屋、カフェなどあり。
そこまで広くないので、鍾乳洞入り口まではすぐ。
↑ミーティングポイント。ツアー開始15分前に集合。
英語ツアーは50人以上いたような感じ。
↑設備は綺麗!めっちゃワクワクする!
トロッコに乗る時間は約10分ぐらいあるので結構楽しめる。行きと帰りは少しだけルートが違う。
写真じゃ伝わらないけど本当に壮大で様々な鍾乳石の連続で、狭いトンネルを抜けたり、広い空洞を通ったりめちゃくちゃ楽しい。ずっと乗ってたいぐらい楽しい!
中は寒いと思ってたけど、外の方が既に寒い季節。ヒートテックとセーター、ユニクロダウンでちょうどいいぐらい。手袋もいらない。
3〜4ヶ所広い場所でガイドから説明あったけど、オーディオガイドのポイントの方がもっと多かったので丁寧な説明が聞けるかも。歩く時間も結構長くて、空間の様子も様々で、もう一度参加するならオーディオガイド使いたい。英語のツアーは人が多いけど、列が長くなるので、最後尾にいると、人がいない写真も撮れるのは良かった(説明は聞き逃す可能性あるけど)。
↑気の遠くなる時間をかけて形成された鍾乳石があちこちに。立派なものが沢山ある。
↑綺麗な水。
↑カーテンみたいなもの。こういうのの説明、オーディオガイドならあるんだろうな…。
色も、薄茶のものから乳白色のものまで。不思議だし美しい。
↑最後にこの鍾乳洞に住む生き物のひとつ、ホライモリの説明。
「この先に水槽あるけどデリケートな生物なので撮影禁止、静かに見学してね」という説明がガイドからあり、辺りが暗い中大きな水槽をそっとのぞいたら、よちよち動くホライモリが…。じっとしてるかと思ってたから動いてるの見れて良かったしめちゃくちゃ可愛いかった。
↑ホライモリのマスコット。
最後にお土産屋を抜けたら各自トロッコに乗って出口へ。
私の時は、ツアー開始から出口に出てくるまで1時間35分ぐらい。時刻は11時35分。英語ツアーは二組目だった気がするから、グループによってはもう少し遅くなることもあるかも。遅くても11時45分頃には全グループ出口に出てきてたと思う。
少し晴れてた!
台湾人のふたり(テキパキさんと写真大好きさん)と合流し、テキパキさんが先にチケット売り場でタクシー呼んでもらう手配をしてくれてた。
しかし売り場の人がタクシーにまだ電話してなかったみたいで、せっかくテキパキさんが先に手配してくれてたのに、12時にタクシー来るはずが結局12時15分に。
鍾乳洞からプレジャマ城まではタクシーで15分ぐらい。
14時半頃のポストイナ鍾乳洞からの帰りのバスに間に合うよう、タクシードライバーには14時に迎えに来てもらうことに。滞在時間は約90分。タクシー代は最後に支払いで良いとのこと。
↑チケットカウンターのある建物の前で下ろしてくれる。城のオーディオガイドはチケット代に含まれていて、日本語もあり。城の入り口で貸してくれる。
↑すごい!かっこいい!
入るのわくわくする。
↑増築されていった城。
オーディオガイドによると、↑の小窓から、沸油を落として敵の侵入を妨げたとか。
↑小窓から下を覗くと入り口が見える。
↑城には絶対ある拷問部屋。
↑城内の水路。
↑だいぶ改装されてると思うけどダイニング。
↑台所。自然の煙突もあるし、炊事場もあって機能的。
城内から外を見下ろせる場所。この城はなかなか侵入できず、長期に渡って敵を手こずらせたとか。
↑二重構造で作られている壁。寒さをしのぐ工夫だとか。
↑寒くて湿度が高く、昔はもっとカビだらけだったと思う。
↑敵を知らせる鐘は、願い事が叶うと言われる鐘に…(よくあるパターン)
そして、城のさらに奥にある洞窟城。
ここが一番安全だった場所。この後ろに外へと続くほぼ垂直の階段があって、籠城してると見せかけ、ここから食料調達してたらしい。城から出てこないのに食料があり、敵は不気味がってたとか。
結局城主は、部下に裏切られ、防御の一番弱いバスルームを敵に攻められ、投石されて亡くなるんですが…。
↑最後のお土産部屋。ここが発見されたのも1990年代と最近の話。
日本語のオーディオガイドがあるのっていい!わかりやすいし楽しめる。
90分で十分かなと思ってたけど結構ギリギリだった!ガイド聞いてゆっくり写真撮りたいなら滞在時間2時間ぐらい必要かも。しかもオフシーズンですいてたから良かったけど、オンシーズンなら人が多くて結構ストレス溜まるかも…中はそんなに広くないし。
↑台湾人の写真大好きさんがなぜか執着して寄りたがった入り口付近にある教会。中は閉まってたけど。
タクシーは時間通りに迎えに来てくれ、同じ道を戻りポストイナ鍾乳洞へのバス停へ。
14時33分発のリュブリャナ行きのバスに乗れたらいいなと思ってたら、その1本前の14時13分のバスに乗れた。
↓11月の日曜日の帰りのバスは3本のみ。(ポストイナバスターミナルまで歩けばもう少し帰るバスはある)
帰りのバスは行きと比べると随分人が多くて満席近かった。行きに一緒だった他のツーリスト達もいた。帰りはドライバーに直接運賃払い、1.5ユーロ。行きは50分だったけど、帰りは1時間10分でリュブリャナバスターミナルに到着。
昨日行ったレストランを再訪。
◾️Slovenska Hiša - Figovec
ノンフィルターのユニオンビール3.7ユーロ。
イドリア風ズリクロフィ(中にじゃがいもが入った帽子の形をしたニョッキ)14.5ユーロ(約2100円)。
想像通りの味。結構単調だけど、お肉のソースはすじ煮込みみたいで美味しかった。
ソースの種類はもう1種類、季節の野菜のソースの方もあってビーツとルバーブだった(あまり好きじゃないのでそっちを注文しなくて良かった)。
パンとガーリックバターも楽しみにしてたのに、パンは言わないと持ってきてくれなかったし、ガーリックバターが付いてなくて、バターも欲しいとは言いにくくてパンだけで我慢した…。昨日のウェイトレスさんめっちゃ感じ良かったのにな。サービスのムラは何なの〜!