さて、二連に到着し、駅を出ると国境越えのジープの客引きがいた。
ジープの料金トラブルはもう無さそうな気もするけど、荷物の積み込みとかで結構待たされるらしいので、何もできない待ち時間が多いのは嫌い。(ちなみにジープは80元だった)
欧米人らしきバックパッカーも客引きと話をしていて、チラっと一緒に行こうかなと思ったけど、初志貫徹でバス停に向かう。
↑二連の駅。箱物は何でもデカい中国。
地図で見ると近そうなのにワンブロックが大きいので思ってたより結構遠い。といっても、駅から歩いて15分かからないぐらい。(MAPS.MEの地図参照)
国際バスと国内バスのエリアに分かれていて、国際バスの方は朝早いからかがらーん…。
まだチケットオフィスが開いてなかったので、30分程ぽつんと待ってたら、8時におっちゃん出勤。
モンゴルの会社が運営してるのか、モンゴル語。
1日5便って書いてあるけど、今日は11:30、13:30、15:30とのこと。
一番早いのにしようかと思ったけど、国境越えたらネット使えないし、二連の町も見てみたいし、ウランバートル行きの鉄道も夕方着でも買えるやろ…と踏んで、13:30のチケット購入。40元(約690円)。
おっちゃんにお願いして、オフィス内に荷物置かせてもらって町歩き。
昨日の夜はしょぼいパンだったので、まずは朝からがっつり。
豆乳と揚げパン食べてる人多かったけど、私豆乳苦手なもんで、ひとり違うもの食べる。(16元、約275円)
町の北部のフォトスポットらしきところに行こうかと思ったけど、意外と遠そうだったので途中で引き返す。
町中をぶらぶら。意外と立派な建物が多く、だだっ広い。こんな辺境の地にケンタッキーがあった。
そして南部の恐竜モニュメント。
町から少し離れたところに恐竜博物館があって、面白そうだったので行こうかどうか迷ってたけど結局行かず。モニュメントがしょぼかったから行けば良かったかなー。
建設中のホテルかビルらしきものもチラホラ見たので、観光都市として発展させて行くんだろうか。
早めにバスターミナルに戻って、SIMの残ったデータを消費すべくネットぽちぽち。
13時半になり、国境バス搭乗。
先にモンゴルのツアーグループが7割ぐらい乗っていて、このバスは貸切だのそうじゃないだの少し揉め、10分遅れで発車。
モンゴルのザミンウード駅に着いたのは約2時間後の15時半でした。
(国境の流れ)
中国イミグレゲートでパスポートチェック
↓ バス降りる
出国(荷物はバスに置いたまま)
↓ バス乗る
バス内でパスポートの出国印チェック
↓ バス降りる
荷物を全部持ってモンゴル入国(外国人は左側。入国カードの記入必要。持ってなかったらその場でくれる。)
↓ バス乗る
モンゴルイミグレ出口でバス内でパスポートチェック
モンゴルツアーズが乗ってなかったらバスはガラガラだったろうから、もっと早く終わったかも。
モンゴルイミグレにATMありました。(ザミンウードの街中にもいっぱいある)
バスを待ってたら、さっきパスポートコントロールで日本語で声かけてくれた見た目日本人そっくりのさわやかなモンゴル青年がいたんだけど、ウランバートルで困ったことあったら電話してって電話番号教えてくれた。優しい…。
バスはザミンウード駅の少し北側のだだっ広い駐車場に到着し、そこから駅に急ぐ。列車出発まであと2時間半。
まずは現金入手。
駅前広場にATMあるし、駅のチケット売り場の1階と2階の銀行でも両替できる。
2階の方が若干レート良かった。
(私は焦ってたので先に目のついた1階で両替してしまった。大した差ではなかった。)
1階は1元=378.5トゥグルグ
2階は1元=379.2トゥグルグ
※これ、為替変換レートのアプリ使うと、元から入力した時と、トゥグルグから入力した時と誤差あるんだよね。これが売買の違いだと思うんだけど、私は438元替えて、6元ぐらいが手数料乗った感じでした。ちなみに、1元はコインとお札があるけど、お札は両替してくれたけどコインはダメでした。同じ1元なのに。笑
そして2階のチケット窓口で、
ウランバートル、スリーピング!オープンスリーピングプリーズ!!
と言ったら(少し英語話せる人だった)、1等の個室寝台のお値段提示。セカンドクラスは売り切れのようだった。
とはいえ、15時間の寝台列車1等が約1700円だから安いものである。(2等は1000円ぐらい。)
1等個室寝台 37650tg(約1700円)
ザミンウード発 18:05
ウランバートル着 8:45
その後地下で、荷物1個1500トゥグルグ(約70円)で預かってもらい、駅前広場で早めの夕食を済ます。
メニューは全部モンゴル語で、全然読めなかった…。
無難そうなハンバーグプレートは7400tg(約340円)。味も無難でした。
ここで、遅いながらもフリーWi-Fiが奇跡的につながったので、ウランバートルの宿の予約。
中国のSIMは、モンゴル国境までは使えたけど、ザミンウードの町では電波は拾ってたけど表示がE(2G?)になり、遅すぎて使い物になりませんでした。
ウランバートル行きの列車は、出発30分前に扉が開いたので早速乗り込んだ。
もう荷物検査なくて安心する。
そして列車は定刻通りに走り出したのでした。